ノンエーは脂性肌ニキビに使っても危険はないでしょうか。
危険というのは、どういうことかを定義しないと答えは出ませんね。ここでいう危険とは、ニキビが悪化する、さらに肌荒れする、という意味として考えます。
脂性肌というのは、脂質が多く分泌されている肌です。脂質は、ニキビの原因菌であるアクネ菌の大好物ですね。
さて。
ノンエーは、脂性肌ニキビに使っても、危険はないかどうか。ありません。
むしろ、洗浄力のあるノンエーは、脂性肌ニキビにはおすすめです。
ニキビには刺激が大敵です。ニキビを刺激してしまうと、悪化してしまいます。これは危険ですね。
けれど、ニキビは毛穴汚れをしっかり落とすところからケアが始まります。
刺激なしで洗浄できるのが、ノンエーです。なぜなら、弾力のある細かい泡をしっかりつくることで、手と肌が直接触れることはありません。これで、摩擦という刺激を回避できました。
洗顔する時にも、泡をかきまわすのではなく、泡を肌に乗せていきます。
泡を流す時には、シャワーの熱いお湯を勢いよくかけるのではなく、ぬるま湯を手に取って泡をとる程度です。ここでこすってしまうと、また刺激になってしまいます。
最後に、水分を拭き取る時にも、タオルでごしごしこするのではなく、タオルをあてて水分をしみこませて拭き取るだけです。
脂性肌に不要な皮脂とニキビに大敵の刺激を避けて使えば、ノンエーのニキビケアに危険は考えにくいです。
ノンエー洗顔で脂性肌が注意することは何でしょう。乾燥と保湿です。
脂性肌ということは、皮脂の分泌が多く、実はテカテカな顔になってしまうことが悩みなのです。
そこへニキビができてしまうと、ニキビとしてはたくさん繁殖する原因があるので喜んで増えてしまいます。
毛穴の皮脂汚れや表面の古い角質汚れを落とすことだけを考えます。
ノンエーは、細かい弾力のある泡での洗顔で、簡単です。1回使ってよかったからといって、皮脂を落とそうと1日3回もノンエーで洗顔してしまうかもしれません。けれど、それはおすすめできません。
1日3回もノンエーで洗顔してしまうと、皮脂分が落ちすぎて本来肌に必要な皮脂分が足りません。
だからといって、そこでローションなどをどばどばつければいいというものでもありません。
ノンエーでの洗顔は、1日2回、朝と晩で充分です。
日中汗をかいたら、汗はタオルで拭き取ります。べたつくようなら、ぬるま湯で流します。これで十分です。
何事も、極端すぎるケアはケアではなく、かえって肌に負担をかけてしまいますよ。
皮脂汚れを落としたら、適度な保湿は必要です。「適度な」という部分が大切なのです。
ノンエーにも保湿成分が入っていますから、それでじゅうぶんなのです。
ノンエーの洗顔で、脂性肌の人が注意することは、やりすぎはよくないということです。1日3回の洗顔はやりすぎです。洗顔後にローションやジェルをどばどばつけるのもやりすぎです。